そっちはそっちとしてお互いのするべきこと

ま、これで事務所がはっきりと敵だと分かった事ですし。
その次に備えないとなあ。


非情な事を言うならば、あの子は周囲の環境を変えるべきだと思います。
小額の金で写真を平然と売るような地元の連中、足を引っ張るしかしない家族、
これからも歌っていきたいなら、両方切らなきゃダメです。
あの母親とも距離を置いた方がよくないかって気さえします。


…ですが、地元はともかくとして、家族を切るのは、あの子には出来んでしょうね。
おそらくは、ユウキを切り捨てる事さえ出来んでしょう。
そういう子だからなあ。情が深すぎると言うか何と言うか。
そういう子だからこそ、支えてあげたいと思うわけで、難しいところだわなあ。


しょうがない。だったら、家族抱えながらでも、何もかもを手に入れるしかない。


だからあの子が今やらなきゃならんのは、
音楽において誰にも文句を言わせないほどの物を生み出す事。
もっと歌を上手くする、もっとダンスを磨く、詞の一つも書いてみる、
あるいは楽器を1つやってみる、やれる事はたくさんある。


しょんぼりしてる暇は無いよ。今だからこそ、やらなきゃ、ね。


で、俺らのすべき事は、そんなあの子が帰ってくるまで、絶対に裏切らない事。
何年経っても、変わることなく、あの子の居場所を確保しておく事。
終わりの見えない勝負ってのは辛いんだけど、絶対に負けない事。
あの子の背負ってるものに比べりゃ、俺らが背負うべきものなんて、大した物ではないから。
あの子の力を、あの子自身が疑ってしまいそうな時でも、変わらずに信じる事。
そして帰ってきたときにたっぷり楽しめるように金をためておく事ww


直接言葉をかけて応援できりゃもっといいんだけど、それは出来んからなあ。
ホンマ色々と無力で腹立つわ。


ま、最悪インディーズから始めたっていいじゃない。
そこからのし上がっていけばいいでしょ。
安室奈美恵とか、消えたかと思ったらまた復活してますしね。


安室奈美恵にできたんだ。後藤真希にできないわけがねえよ。
別に安室奈美恵を軽く見てるわけじゃないですよ。
誰が疑おうとも、俺はあの子の力をそれだけ信じてるってことなんで。