懐かしいものを読書

買ってから干支が一回りしてしまった小説を読んでました。
とはいえ、今は復刻版が出てますがね。
いわゆるライトノベルではあるんでしょうが、あそこまで書き込んでると、尋常ではないです。
台詞に頼らず、地の文でひたすらに描写してる力が凄い。
最近は台詞に頼る人が増えちゃって、こういうの見なくなりましたね。


ま、軽くケータイ小説読みたいなんて人には向かんのでしょうけど。


これはあの子にも読んで欲しいなあと思います。
多分ねえ、私の知る限り、ファンタジー系の小説では最高傑作かと。
ハリーポッターとかコレに比べりゃはるか下。


人間臨終図鑑や銃・病原菌・鉄を読んでくれとは言いませんからww
元ネタのゲームは知らんでも読めます。というか、読めました。
更に言えば小説中のラスボスは元ネタのゲームでは戦う事はありません。
(ゲーム開始前に死んじゃってますので)


大人の事情で異様なスピードで絶版になったもんで、
絶版から8年経って復刻版が出るまでは、ヤフオクで買うのに諭吉さんが必要な事もあったとか。
今なら復刻版が簡単に手に入ります。
もうどうやっても手に入れられない書籍も多々ある事を考えると、ありがたいことです。


風よ。龍に届いているか〈上〉

風よ。龍に届いているか〈上〉

風よ。龍に届いているか〈下〉

風よ。龍に届いているか〈下〉